とかく「若い時の苦労は買ってでもしなさい」などと言われます。
確かにそれはお金でも買うことのできない貴重なものでしょう。
ところが、そのことがとかく落とし穴になりかねません。
なぜならば、自分の苦労の経験が他人を見下すことになってしまう
危険性があるからです。
聖書は「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、
互いに相手を自分よりも優れ者と考え、
めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」
(フィリピ2:3,4)と教えています。
このことはそう簡単なことではないのかもしれません。
それだけに、経験は大きな財産ですが、それは同時に誘惑です。
なぜなら、へりくだりを忘れ、相手を自分よりも劣ったものと
見てしまいがちだからです。でも私たちには難しいからこそ、
そのような私たちためにイエス・キリストは見本となって
くださいました。時には弟子たちの前にひざまずき、
その汚れた足を洗うことによってへりくだられました。
でもそれは単によごれた足をきれいにするためではありませんでした。
私たちの本当の汚れである罪をイエス様だけがきよめられることを
示されたのです。
このことこそ、本当のへりくだりが私たちを生かすということを
教えられます。
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