一番偉いのは

 程度の差こそあれ、誰かに認められたいという思いは
どなたにもあるのではないでしょうか。
そして願わくは人以上に認められたい、
偉くなりたいという思いも出てきます。
これはイエス・キリストの弟子たちにとってもそうでした。
弟子として同じような働きをしていただけに、
そのような思いが強かったのかもしれません。
 そのような弟子たちに、イエス・キリストは
「あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」
(ルカ9:48)と言われました。
小さい者は弱い者、価値の小さな者という捕えの中で、
まるで正反対のことがそこで言われています。
それだけこの課題は簡単なものではありません。
いや、私たちの心の内から解決できるものではないのです。
 このことを教えられたイエス・キリストは、
本当の偉さを教えるために、やがて弟子の足を洗うという、
まるで当時の家の使用人が行うかのような行動を取られました。
そればかりか、遂には十字架につけられることによって、
最も小さい者によって最も尊い救いの栄光が示されたのです。
 このように私たちの力では
偉さの追求を解決することは出来ません。
それはただただ、イエス・キリストを見上げ、
この方によってもたらされた救いに生かされることによって、
まことの謙遜を与えられることによって得られることなのです。

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