よく、金の切れ目が縁の切れ目などと言われます。
それだけお金が人間関係を傷つけることが多いからかもしれません。
実は、新約聖書の福音書に書かれている
イエス・キリストの語られたたとえ話の多くは、
お金にまつわるものです。
いつの時代でもお金は人々の生活に大きな影響を及ぼします。
そのお金の話でもよく使われるのは借金です。
 今、日本の国や各町は莫大な借金財政です。
でもそのことは普段あまり意識せず、
その額の大きさに気づきにくいものです。
実は、私たちの姿もまさにそのようなものです。
私たちは知らず知らずのうちに言葉や態度によって人を傷つけたり、
自分の中に嫌な思いを抱いたりしてしまいます。
 実はこれが私たちの本当の借金、罪と呼ばれるものです。
でもそれだけではありません。さらに大きな借金は、私たちを造り、
生かしてくださっている主なる神様に対する罪です。
私たちはまだ人との関係においては敏感なのかもしれません。
けれども、この神様との関係についてはまことに鈍く、
これは私たちの力で解決することは出来ません。
 だからこそ、これはもう一方的に帳消しにしていただけないと
なくなるものではありません。
でもそのようなことなどとありえません。けれどもそのありえない、
考えられないことこそ、罪の赦しです。
このことを聖書は借金が帳消しにされたたとえを使って教えています。この罪の赦しこそ、聖書が私たちに示す確かな約束なのです。

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