基本に忠実

まもなく大相撲7月場所が開かれますが、
以前、解説者が次のように言っていることがとても印象的でした。
「一番強い人が一番基本に忠実だから強いはずだ。」
それは「しこ」、「てっぽう」、「ぶつかり稽古」など、
お相撲さんにとって最も基本となる稽古に
忠実に励んでいるということでした。
基本は面白いものではありません。
とかく煙たがれ、派手なものを求めたくなりがちです。
けれども、その表にあらわれるものの背後に、基本の積み重ねがあり、
いかにこれに打ち込むかがポイントです。
 ところで、この基本は、「基になる本」という字です。
本に基礎をおくと言い換えてもよいでしょう。
本に基礎を置く、これこそキリスト教の生き方です。
「ザ・ブック」、本の中の本といえば、それは聖書です。
それではというので、いざ聖書を読んでみますと、
漫画のように面白くありません。絵も写真もなく、
聞いたことのない人の名前や地名がカタカナで次々と出てきます。
しかし、そこであきらめないでじっくりと読んでいきますと、
やがて一つの出会いが起こります。
それが聖書の主人公キリストとの出会いです。
基本に忠実に、そこに私たちの土台となる方との出会いがあり、
私たちの魂の潤いがもたらされるのです。
「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、
その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」
(ヨハネ7:38)

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