「私こそ神」

 秋は運動の秋、
食欲の秋、
芸術の秋など色々なことが言われます。
それだけ秋は一年の中でも過ごしやすく、
充実した季節なのではないでしょうか。
このような時こそ、
御言葉にじっくりと向かい合うことが大切です。
 「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」
(口語訳・詩篇46:10)
 聖書が語るまことの神は、
目に見えないお方だと言われます。
これだけですと漠然とした存在でよくわかりません。
そこで神は御自分を知らせるために人の姿を取られました。
この方がイエス・キリストです。
人間の立場で神とはどのような方かがよくわかるために人となられ、
聖書を通して語ってくださるイエス様こそ、
「わたしこそ神」と言えるお方なのです。
静まってこの方とのまじわりを深めていく秋を過ごしてまいりましょう。
 実りの秋を迎え、
八百屋さんやスーパーの店頭には様々な果物が並んでいます。
まさに実りの秋といった感じです。
もちろんこの様に色鮮やかな実となるには育てている方の苦労と、
しばらくの時間が必要です。
 イエス様はこうした自然の営みを
「まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実が出来る。」
(マルコ4:28)
とおっしゃいました。
でもこのことは皆がよく知っていることですし、
イエス様も自然界の営みを
改めて示そうとしたのではありませんでした。
よく知られていることを使って、
私たちの信仰の成長を語っておられるのです。
 イエス様を信じる者には永遠の命を与えられ、
いつも神様が共にいてくださることが約束されています。
でも私たちがこのことを心から確信し、
豊かな実を結んでいくには、
神様から多くのものをいただいて、
少しずつ茎から穂、
穂から実へと階段を昇るように成長させられるのです。
 聖書の中に出てくるどんなに素晴らしい人でも、
はじめから立派だったわけではありませんでした。
神様を礼拝し、
祈り、
聖書を読んでいく中で、
神様は私たちを茎から穂、
穂から豊かな実を結ばせるように導いてくださいます。
それはまさに農夫が実を育てるように、
実が大きくなるにはどうしたら一番良いかを考え、
それを行ってくださるのです。

「私は門」

 「わたしは門である。
わたしを通って入る者は救われる。
その人は、門を出入りして牧草を見つける。」
(ヨハネ10:9)
 イエス・キリストは、
わたしによって救われるとはっきりと語られました。
イエス様という門をくぐりさえしたら、
安らかな魂の休息を得ることが出来るのです。
そのためには、
このお方を信じることが求められます。
 このイエス様と出会う場が、
キリスト教会の日曜日の礼拝です。
礼拝において聖書が説き明かされ、
必要な牧草が与えられます。
こうして、
その牧草にたとえられる聖書の言葉によって
私たちは生かされていくのです。
 旧約聖書の中にヨブという人が出てきます。
サタンはヨブを倒したいと思い、
色々な苦しみを与えたら潰れるだろうと考えました。
そこで神様にそれを願ったところ
それが許されるということになりました。
 神様はこのことを通して、
ヨブほど信仰深い者が他にいないことを知らせようとしたのです。
つまり、ヨブの信仰の素晴らしさを明らかにすることが、
神様の試みの目的だったのです。
 逆にサタンは、
ヨブは口先だけで、
苦しめられたら簡単に信仰を捨てるだろうと試みました。
しかし、そうはならなかったのです。
試みは決して神様が見捨てたから起こるのではなく、
まさにそこにおいて共にいてくださり、
最も相応しいところへと私たちを導いてくれます。
神様から目を離さない限り、
サタンに飲み込まれることはありません。
 「神は真実な方です。
あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、
試練と共に、
それに耐えられるよう、
逃れる道をも備えていて下さいます。」(1コリント10:13)
 人々の心の中には、
口に出さなくても
愛し愛される人生を送りたいという思いがあるようです。
「愛し愛される」生活、
素晴らしい響きです。
「愛」というのは、
私たちがとても好む言葉です。
でも現実にはそのような生活があり得るのでしょうか。
 聖書を読んでいきますと、
神様がいかに私たちを愛しておられるかということに気づかされます。
その愛を別の言葉で言いますと、
「赦す」ということになります。
 他方、自分に赦しなど関係ないという声もあるかもしれません。
でも、聖書には
「愛を求める人は罪を覆う。
前言を翻す者は友情を裂く。」
(箴言17:9)とあります。
まさに愛し愛されて生活するということは、
赦す生活を送ることです。
これがなければ、
友だちを失ってしまうのです。
この赦しが、
世界を造られ、
治めておられる神様から与えられるのです。

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